ダンス・マカブル ~西洋暗黒小史~2巻の感想です。
ネタバレにご注意ください。

ダンスマカブルというのは「死の舞踏」という意味だそうです。
その題名にぴったりの漫画でした。

「聖なる怪物ジル・ド・レ」

盟友・ジャンヌダルクを失ってから気が狂って行く「ジル・ド・レ伯」
ジャンヌに似た少年を嬲った末に残酷に殺してしまう。
そこから歯止めがきかず多くの少年達を残酷な方法で殺害して行く。
その行為は当時禁止されていた錬金術を行う術師・プレラティとの出会いにより加速するが、
捕らえられ裁判の結果、死罪に。

お!BL!と思いきや一番グロかった・・・

暗殺の天使と首切りの紳士

ジャコバン派の指導者「マラー」を暗殺に成功したのは美しい女性、シャルロット・コルテー。
後に暗殺の天使と呼ばれる彼女に死刑が確定する。刑の日、死刑執行人のシャルル・アンリと処刑場までの道すがら
シャルロットにシャルルは死刑執行人としての苦悩やギロチン開発以前に行われた惨い刑などを語る。
死刑執行人の苦悩を聞き、命の重みやシャルルへの敬意を感じながらギロチンは議路土んに掛けられた。

魔女狩り将軍

政府の命を受け、「魔女狩り」を行うマシュー・ポプキンスがとある町にやってきた。彼は市長に魔女狩りの報酬をむりやり取り付ける。貧しく、身寄りのない女性に目をつけ、処刑することで金を受け取ることがポプキンスの目的だった。
サラ・ブラウンは捕らえられたものの身寄りがしっかりしていたため、釈放されるはずだった。しかし、口答えしたため目をつけられ、眠らせないという拷問にあう。朦朧とするなか、魔女であることを否定し続け、ついにポプキンスの不正が暴かれた。
サラは釈放となると思われたが、不眠の刑のせいで幻覚を見ており、そのことから魔女とされついには処刑されてしまう。

感想

「ジル・ド・レ伯」、グロくて怖かった・・・男色、殺人、悪魔と当時の禁忌を破りまくった男。
ヘタに権力を持っていたせいで300人もの少年が殺されてもなかなか裁けなかったそうです。

「首切りの紳士」はシャルルが素敵紳士でした。同じくシャルルを描いた漫画「イノサン」のシャルルとはずいぶんイメージが違って面白かった。けど処刑シーンは目をそらしてしまいます・・・

「魔女狩り」魔女狩りの話は知っていましたし、理不尽で不愉快な話だと思います。この漫画では何度か釈放の希望がみえながらも最後は・・・という展開なのでよけい辛い。

ネットの感想を見るとグロイグロイと有ったのですが、思ってたよりグロく無かった(けどグロい)。
魔女狩りのような西洋の黒歴史に着いて現在の西洋人はどう考えているのかちょつと気になりました。