今邑彩さんの小説「ルームメイト」を武富健治さんが漫画化した漫画ルームメイトの感想とネタバレです。

あなたのルームメイトは僕の妻かも・・・という広告に惹かれて購入。

2013年に北川景子と深田恭子で映画かもされている作品なんですね。

以下・感想とあらすじです。壮大なネタバレにご注意ください。

ルームメイト上巻ネタバレあらすじ

女子大生の春海には、ルームメイトがいた。

不動産屋で突然声をかけてきた麗子とルームメイトになるが、最初は大人しく天然のような麗子が、急に派手な見た目になり変わってしまった。

ある日を境に帰らなくなった麗子。家賃も振り込まれず困った晴美は実家と聞いていた番号に電話をかけると「麗子」という女性がでたが、晴美のルームメイトの麗子とは別人だった。

更に晴美は手がかりを求め麗子の部屋の電話からリダイヤルする。電話に出た男・松下と話しているうちに、松下の内縁の妻「由紀」と麗子は同一人物という可能性が出てくる。

晴美は謎を解明するため、実家の電話に出た麗子に話を聞きに、大学の先輩工藤ケンスケと京都に向かう。

京都で会った麗子は晴美の探していた麗子の娘である事が判明した。本名は青柳麻美、年齢はなんと42歳だった。更に青柳麻美について麻美の祖母から話を聞く。過去にDVのために離婚、再婚した男性との間に麗子が生まれたが、まもなく去って行った。また麻美は子どもの頃アメリカで暮らしており、両親を自己でなくしていた。

 

2人は麻美が子どもの頃のショックで多重人格になっていると推測した。

京都からの帰り、晴美の実家に2人で寄る事になる。工藤は自分と同じ名前の亡くなった兄がいることを知り複雑な気持ちになる。

東京へ戻った2人は、麻美のマンションを訪ねるがそこには麻美の死体があった。

ルームメイト中・下巻ネタバレあらすじ

工藤は従兄弟で記者の武原と会っていた。武原は英会話教室の経営者ロバート・パーカーが殺された事件から麻美に行き着いた。

2人は麻美が、幼少期ロバートから性的虐待を受けたことをきっかけに複数の人格をもち始めたと推理する。少なくとも麻美以外に、従順なゆき、ホステスをしているマリ、麗子が4重生活をおこなっていたのではないか。更にそのことを隠すためロバートは麻美の両親を事故に見せかけ殺していた。その復讐の為に麻美はロバートを殺したのではと疑うが当日、マリとしてホステスの仕事をしておりアリバイがあった。

恐らく、マリは誰かに殺人を実行させている。それは誰なのか?犯人はマリに利用された事に怒り彼女を殺したのではないか。

武田はそれを追い、マリのホステス仲間だったこずえに会いに行く。

こずえからはマリ(麻美)が大学生の男と本気で付き合っていたという話を聞く。その男はマリと同類らしい。そしてマリから、レコーダーを預かっている事を明かす。マリから1ヶ月連絡が無ければ警察にと頼まれており、武田に渡すのを一度は拒否するが、武田に渡す事を決め、郵送した。

レコーダー届いただろう日に、工藤は武田に電話をした。武田はレコーダーには何も入ってなかったと伝える。工藤から晴美、晴美から麗子の彼氏にその事が伝わるが、その後武田とは連絡が取れなくなる。

工藤と晴美は武田を心配し、彼のアパートを訪ねるが武田は既に殺されておりレコーダーは持ち去られていた。

3件の殺人事件として麗子の彼氏を疑うも、アリバイが証明される。工藤は武田がレコーダーに関して嘘をついていると考えていた。武田がかばうなら誰だろう?自分は3件の殺人が起きたとき何をしていたか?不安にかられる工藤に、武田からメールが届く。

武田は殺される事を覚悟し工藤にメールを送っていた。レコーダーのデータのコピーを隠した事、聞いたら判断は任せること。

レコーダを手に入れた工藤は、マリが自分の名前を呼ぶのを聞き、青ざめる。しかしそれに応じた声は晴美の声だった。

晴美もまた、兄ケンスケを別人格として体を共有していたのだ。

工藤は悩み、ケンスケと対峙する事を決める。ケンスケは工藤に襲いかかるが、どうにかケンスケを部屋に閉じ込める。暴れていたケンスケが静かになり部屋をあけるとケンスケは首を吊っていた。

慌てて助ける工藤にケンスケは晴美を守ってきた事、マリを愛していた事、武田を殺した事を後悔している事を語った。そして工藤は晴美のことを想い、レコーダーを隠滅する事を提案する。かわりにケンスケは自分と言う人格を消滅させた。

晴美が大学を卒業して間もなく、工藤と晴美は結婚する。工藤は心の奥でケンスケが本当に消えたのか、ケンスケ以外の人格もあるのではないかと不安に思うときがある。そしてその不安通り晴美にはケンスケ以外にも別人のスームメイトが潜み、表に出る事を企んでいる。


感想

不気味な雰囲気で少し怖かったけど、面白くて一気に読んでしまいました。小難しいトリックが無く、読みやすいミステリーでした。

映画版の話はストーリが大分違うようなのでそっちも見てみたいと思いました。