毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~

「毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~」3人の著者が描く、毒親を持った子供達と毒親たちのストーリー。「毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~」ネタバレ感想です。

「毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~」

赤ちゃんポスト、過干渉、キラキラネーム。

毒親たちとその子供達のエピソードを描いた

3編の漫画です。

親子関係をモチーフに、極端に描いた漫画は

他人事ながら、これに近い親はいるよなと思ってしまうストーリーでした。

ちょっと世にも奇妙な物語っぽさがあり面白かったです。

毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~

あらすじ

男の人に一生ちやほやされて生きていきたい!

リナはそんな風に考え、男にだらしない生活を送っています。

そんなリナのいらないもの「赤ちゃん」

 

これはこの漫画の設定ですが、

国営の赤ちゃんポストが設置され、

そのポストに入れられた子供達は

きちんとした環境と教育が与えられるというものでした。

リナは喜んで赤ちゃんをポストに預け、

今まで通りの自分勝手な生活を続けます。

 

30年たち、歳をとったリナをちやほやする男はおらず、

生活も厳しい状態に。

そんな時30年前に捨てた子供のことを思い出します。

国の生逆は功をなし、

赤ちゃんポストの子供達はいい環境、いい教育の元、

立派な人物が多いと世間的にも評判になっています。

 

たかってやろうと思い、息子を訪ねたリナでしたが、

立派に育ち国営機関で働く息子に会い、感涙します。

これからは、あんたの役に立ちたい!

そう告げるリナに、国営機関の館長が

赤ちゃんポストの真の目的を教えます。

世間に罪悪感なく「いらない人間を捨ててもいい」

と思わせること。

息子はリナに話しかけます。

僕の役に立ちたいなら「幸せを呼ぶ老人ポスト」に入ってください、と。

 

毒親を持った子供たち~私はママの玩具なの?~

あらすじ

娘にとにかく鑑賞し尽くす母と、その母によって人生を支配される娘の話です。

幼い頃から常に母がそばにいて、なんでも決めてくれた、りえ。

高校生になっても、何も自分で決められず、送り向かいまでされ

同級生からも引かれ気味。

きになる男の子ができても、もちろん邪魔され。

更には、娘と同じ大学に入学。呆れた父親とは離婚します。

自分の意思が全くない、りえ。就職面接は全滅。

しれなら結婚すれば良いと母は結婚を進めます。

結婚の条件は、りえ母同居必須、向こうの親との同居はダメ。

そして見つかったのは

50代、前妻とは死別、子供は独立している男性でした。

そんな中、りえは高校生の時に気になっていた男の子が、

成功して画家になったことを知ります。

テレビでなんでもやらせてくれた母のおかげ、と語る彼を見て、

りえは母に私はママのなんなの?と問いかけます。

ママは死ぬ時さみしくないって言ったけど、

私は愛してもいない年上の人と結婚して

ママが死んだ後私はどうなるの?

やっと、母に詰め寄るりえですが、

母は自分の老後のために、りえを母なしではいられない子に育てたと言います。

「私はママの介護要員なの?」

と憤りますが、母はひどい頭痛を訴えます。

今更一人にされたら困る!

そう思い、助けを呼ぼうとする、りえですが

主治医を呼べばいいのか?

それとも救急車?

自分では決められない、りえは母に聞きますが、倒れた母は答えてくれません・・・

毒親を持った子供たち~暴走と御姫様とゴキブリ~

あらすじ

同じ日に子供をうんだ4人の母。彼女たちは同性同名、しかも同じ日に赤ちゃんをうんだことから友人に。

主人公は、愛が生まれると書いて「まなみ」と名付けます。

しかし他の3人はすごい名前をつけます。

現役暴走族母は「暴走」

派手めママは「御姫様」

そして地味ママは強くなて欲しいと「ゴキブリ」

案の定成長とともに子供達はいじめられ、それぞれ悲惨な人生に・・・

暴走君はその名の通り暴走族、少年院送りに。

御姫様は、その名前に反して可愛くなかったのですが、整形を繰り返し顔面崩壊。

ゴキブリくんは汚いとからかわれた結果、引きこもりに。

一方、愛生と名付けた母は、自分の子供はまともに育ったと、ほくそ笑みます。

愛生は不倫略奪婚の上に、妊娠をきっかけに旦那と娘を手に入れていたのです。

娘の名門高校入学も決まり、ご機嫌の愛生母でしたが、

突然、愛生は妊娠した、高校やめて結婚すると爆弾発言。

真っ青になる母に

この名の通り愛に生きる!と宣言する愛生。

さらに愛生が連れてきた男「悪魔」は既婚の舌にピアスを開けている悪魔のような男だったのです・・・・