もしも重婚が認められたら・・・それを巡る不倫カップルやその周囲の人間模様を書いた漫画「ダブルマリッジ」。ネタバレになりますのでご注意ください。

二宮ひかる「ダブルマリッジ」

「ダブルマリッジ」あらすじ


生田は怪我をしたことをきっかけに元同級生の看護師ユウコと再開する。

生田は来月には結婚を控えていたが、なんとなくユウコと不倫関係になり、ずるずると関係は続いてしまう。

自分を求めてくる、と感じさせるユウコに生田は離れ難くなり、

結婚式の前までユウコと連絡をとる始末。

そんなユウコとの関係が始まって半年、

晩婚や少子化の対策として、2人までと結婚していいという「重婚」を認める法案がで、衆議院を通過することが伝えられる。

ざわつく世間。ある男性は、公に愛人が持てるとニヤつき、女性は眉をひそめる人が多い・・・

生田は、ユウコに結婚しようと伝えますが、ユウコはまともに取り合わない。

また、自分も他の人と結婚する可能性があると言われもやもやする生田・・・

一方、生田の嫁、詩織は生田との結婚を機に退職、親の支援を受けながら、専業主婦として生田を支え、生田が不倫をしているなんて思いもせず・・・

熟年離婚を考えるている、医療機器営業の望月、

生田の後輩、神崎は行きつけのスーパーのDVを受けてるらしき人妻が気になり、

DVを受けながらも夫を好きという人妻・・・

「重婚」をきっかけに、生田や生田の周りの人々が動いていきます。

「ダブルマリッジ」結末

後輩の神崎によって、詩織に重婚を考えていること、

不倫していることがバレてしまいます。

包丁を持って、ユウコの元へ向かう詩織。

そしてそのことを聞き、詩織より先にユウコの元へ向かう生田。

ユウコと生田が一緒にいるところを見た詩織は、刃物を振り上げます。

その刃物は、ユウコではなく、詩織自身に向かいます。

生田とユウコにより、詩織は無傷、ユウコも怪我をしますが大事なくすみます。

 

結局、生田とユウコは別れ、ユウコは遠くへ引っ越していきます。

生田はそんなユウコを見送ります。

生田とユウコは、2人夫婦としてやっていく決意を難くします。

そんな中、世間を騒がした重婚の法律は自決、提案した総理大臣も辞任になったのです。

「ダブルマリッジ」感想

現代の日本で「重婚」が認められる・・・

現実的ではない設定ですが、

それを巡る人々の模様がリアルながら、

どこか穏やかに進んでいく世界観が魅力的でした。

不倫ものだと、どうしても不倫する人たちサイテーというふうに

感じますが、ダブルマリッジの2人は不倫してしまうし、結婚式の前に

ユウコと電話をする生田はサイテーだし・・・

ですが普通のいい人たちでもあり、見ていて嫌いになれない・・・

作者の二宮ひかるさんは、50代ということもあり、ちょっと懐かし目の絵柄もよかったです。

とにかくユウコがセクシーで可愛くて、これなら仕方ないな(笑)と思ってしまいました。

ダブルマリッジの登場人物たちが違う関係性で繰り広げる短編が載っている

セカンドバージン (芳文社コミックス)

ユウコと神崎がいとこ同士という設定なのですが、この2人が幸せになれるのでオススメです。