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【ネタバレあり】「愛と呪い」宗教・虐待・90年代を生きる少女を描いた不思議な漫画

宗教を盲信する学校や家族、父からの性的虐待。そして90年代の不穏な社会を描いた作者の半自伝的漫画。

「愛と呪い」のあらすじと感想です。

愛と呪い 立ち読み・無料

愛と呪いは1話と最新何話かは無料で公開されています。

https://kuragebunch.com/episode/10834108156630696405

愛と呪い あらすじ

第一話 子ども時代

主人公、愛子の朝は祖母の読経、起こしにくる母の怒号、あらぬところを触る父の指。

小学校に通い、将来の夢や好きな男の子の話をするけど、人に合わせてる自分がいる・・・

遊びに行くのは厳禁で、誘いに負けて遊びに行ってしまった日は顔が腫れるまで母に殴られる。

父とお風呂に入ればやけに密着、その手の知識はまだあまりないのに、もしかして妊娠した?なんて不安もよぎる。

それでも小学生の頃は何の疑問も持っていない、”そういう子供”というだけだった。

第二話 松本さん

中学生になり、いろいろと疑問を持つようになってきた愛子。

愛子の学校は家族が進行している宗教が運営している学校で、「お祈り」などの習慣がありました。

「合唱コンクールに向けてクラス全員で千時間のお祈りをする」そんな目標を立てた愛子のクラスでしたが、1人だけそのお祈りを今日する少女がいました。クラスメイトの松本さんです。

お祈りを否定する松本さんをクラスメイトは冷たく当たりますが、愛子は密かに「すごい・・・」と思います。

松本さんは震災で弟を亡くし、その時どんなに祈っても助けが来なかったことから、進行への反発心を持った、とクラスメイトたちの噂で知ります。

そんな松本さんをかっこいいと思う愛子は、家族にその話をしますが、母は「そんなこと付き合うな」と窘めます。

父親は相変わらずセクハラ親父・・・

ある日教室に一人でいた松本さんと、話す機会ができ松本さんの弟や進行への思いを聞きます。

「弟がなくなり、祈ることも信じることもやめた、こんな世界無茶苦茶になればいい・・・

どうしてみんな忘れられるのかな?」

そんな松本さんに静かに寄り添いながら、涙する彼女の涙を美しいと思う愛子でした。

第三話 美しい世界

お祈りする愛子の願いは中学生らしく、好きな男の子塩谷君と両思いになれますようにというものでした。

教祖様を呼び捨てにする松本さんにヒヤヒヤしながらも密かに話す仲に。

愛子は仲のいい女子たちと、それぞれ好きな子にラブレターを送ろうという約束をしていました。他の2人が怖気付き、ひとまず愛子だけがラブレターを塩谷君の下駄箱に。どうか両思いになりますように、愛子は信仰への揺らぎを持ちつつも祈りを込めます。

「両思いになったらキスとかするんちゃうん」と友達とはしゃぐ愛子。しかし家ではのしかかり、小さい頃からしてると、愛子にキスをしてくる父。しかもそれを見てもおふざけだと笑う家族。

ある日、松本さんは学校に持ってきたナイフを見せてくれます。教祖とその信者をみなころしにして世界を浄化する。

目を輝かせて宣言する松本さんを見て愛子は、やっぱり綺麗と思います。

松本さんの「浄化」はこの汚れた世界から私を救い出す・・・

結構は合唱祭の日

「楽しみだね」

2人は手を取り合います。

そして合唱祭の1週間前少年Aの事件が起きたのです。

 

愛と呪い あらすじ

「たまごっち」「ショーコショーコー」の歌、震災、少年A

1982年生まれの作者が見てきた世界をなぞっているので、実際の事件やカルチャーが散りばめられており、すごく生々しく感じました。

私は作者さんより年下で、少年Aの事件の頃はまだ小学生でしたが、なんとなくニュースが流れていたこと、そしてその頃、残酷な描写のあるアニメやドラマを見ないように学校や親がしてきたことを覚えています・・・

さらに愛子の子供らしい生活の隣り合わせに宗教と性的虐待が日常に混ざった世界。ダークで辛いのですが、つい読み進めてしまいます。

作者さんの出身地が奈良と成っていたので天理のやつかと思います。その宗教の良し悪しではなく、2世、3世となると自分で選んだわけではない思想を盲目的に信じなければいけない環境は疑問を持ち始めたら辛いだろうなと思いました。しかも家庭のみならず、学校・地域ぐるみだと閉塞感がすごそうです。

どこまでフィクションでノンフィクションなのかわかりませんが、結末には救いがあるといいなと思いました。

愛と呪い 1巻 (バンチコミックス)

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